株式投資で学ぶ数理的手法 第5章 「株価分析を実践し反省する」、第6章 「非効率だから機会もある」を公開しました。
第5章は、株価分析のために使われるポピュラーな手法や情報を1節「テクニカル指標」と2節「非テクニカルな指標」に分けて紹介します。
テクニカル指標は株価の移動平均、分散を可視化するツールに焦点を当てサンプルコードを作成しています。
非テクニカルな指標は、定期的に公表される主要な金融系指標、経済系指標を指します。これらは株式相場に対してプラス、あるいはマイナスのショック入力となります。本稿では一覧的な紹介にとどめていますが、今後内容を強化していきたいカテゴリです。
最後の3 節はやや付録的な内容ですが、筆者の株取引経験での気づきをコメントしています。筆者と同じような投資の入り口で活動している方々に多少の参考になれば幸いです。
第6章は、本稿の締めくくりとして、数理に基づく手法の代表例であるペアトレーディングを解説します。ペアトレーディングの手順自体は難しいものではなく証券会社のサイト等情報源も多いです。しかしかしながらこの手法が成立する仕組みや制約事項を理解するためにはかなり専門的な数理的な知識が必要となります。本稿では自分でコードを組んでターゲット銘柄を探索してみたい読者を想定して、重要なポイントはなるべく省略せず、コードをまじえて解説しています。
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